2016年8月8日月曜日

全日本高等学校選手権大会兵庫県予選大会西播地区予選(結果)

2016(平成28)年8月6日(土)に姫路市立姫路高等学校を
会場として,全日本高等学校選手権大会兵庫県予選大会
西播地区予選が行われました。

cブロック6チームでのトーナメント戦で,見事優勝する
ことができ,西播地区代表として県大会への出場が決定しました。

新チームになってから初めての公式戦で,特に1年生は緊張の
デビュー戦となりました。しかし,昨年度からコートに立っていた
両エースを軸に攻撃をすることができ,この結果を得ることが
できました。

初戦は,兵庫県立網干高等学校でした。
緊張から,サービスミスが目立ち,なかなか勢いに乗り切れない
ゲーム展開でしたが,ウイングスパイカー(WS)やセンター(C)の
ブロックなど,要所要所で攻撃での得点を重ねることができ,
初戦を勝利することができました。

次戦は,兵庫県立太子高等学校でした。
なかなか勝てないチームでここが踏ん張りどころでした。
予想通り,一進一退のゲーム展開で,いかに13点の
『給水タイム』を先に取るのかといった緊張戦でした。
そんな緊迫したゲーム展開の中で,セッター(S)の活躍が
非常に大きく,ゲームの流れを変えてくれました。

集中した観察力が光り,WSやCの動きに合わせたトス回しは
もちろんのこと,自らも2アタックでの攻撃を決めるなど,
超攻撃的なスタイルでSが仕事をしてくれました。
さらには,リベロ(L)も守備位置を的確に指示し,コート内が
スムーズに流れるような試合でした。
WSやCも強打とフェイントをうまく組み合わせ,相手に
大きく離されることなく,接戦をものにすることができました。

最終戦は,姫路市立姫路高等学校でした。
相手のホームでの試合は雰囲気に飲まれることがありますが,
まさに第1セットの終盤はそんな雰囲気でした。流れに
乗り切れないまま,セットを落とした後のセット間で
雰囲気を作り直し,第2セットに入れたのがよかったです。
SやWS,C,Lにサブメンバーも加わって,『チーム赤穂』
として,勝利を目指すことができました。

第1セットでは,フェイントも強打もレシーバの好守備に
阻まれていましたが,第2セットでは,少しずらした位置への
攻撃ができるようになり,中盤に大きく点差をつけることが
できました。そうした精神的な余裕から,つづく,第3セットも
ゲーム展開することができ,不安だったサービスも“エース”が
続く展開となり,見事県大会への切符をつかむことが
できました。

また,多くの保護者やOGも応援に駆けつけてくださり,
ありがとうございました。